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今月の大野会館コラム

袈裟と棺掛けと修多羅について

先日、お寺さんの法話で、棺にかける布(棺掛け)に

ついてのお話を聞きました。浄土真宗の葬儀に参列すると、棺の上に着物のような美しい布がかけられ、また住職が肩から下げておられる修多羅(しゅたら)が棺の上に置かれているのを目にします。

この棺にかけられるものは、もともと住職が葬儀の際に着用される「七条袈裟」という礼装に由来するそうです。

昔、袈裟は大変高価で、個人ではとても 用意できるものではありませんでした。 そのため門徒の方々が力を合わせ、住職のために七条袈裟を誂(あつら)えたそうです。

そして葬儀の際、ご住職はその袈裟を着てお勤めをされ、葬儀が終わると、その袈裟を故人におかけして、最後の旅立ちの正装として送り出したそうです。(もちろん一緒には焼きません)

また、「修多羅」という言葉は、古代インドの「スートラ」に由来します。お経がまだ葉に書き記されていた時代、それらを順に通す糸のことを「スートラ」と呼び、そこから経典そのものを指す言葉となりました。つまり修多羅は、お経、仏の教えを象徴するものだそうです。

 

ご住職のお話では、今身につけている袈裟も住職になった時に 門徒の方々からいただいた袈裟だそうで、葬儀の際に身につけ てお経をされる事と「棺掛け」の意味を法話でお話をされてい ました。

棺にかけられる布には「仏に包まれる」という意味があり、  修多羅には「お経とともに旅立つ」という意味があるそうです。

そしてご住職の袈裟には、門徒が力を合わせて誂えた願いが

込められています。

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